信濃町探偵団――創価学会最新動向
2004-7-15

●参院選公示に理事長談話
・6月24日付「聖教新聞」「参院選公示にあたり青木理事長が談話」
 「参院選が、いよいよ本日、公示されました。今回の選挙は、21世紀の日本の進路を決める、非常に重要な選挙です。
 公明党は、連立政権に参加して以来の4年8カ月、国会議員の特典廃止や、育児・介護支援、文化芸術振興の法律など、生活者の視点に立った政策を次々と実現してまいりました。私どもは、国民の福祉と幸福の増進に賢明に尽力する公明党を、力強く支援したいと思います。支援に当たっては、これまでも確認してきた通り、絶対に無事故・無違反を貫いてまいりたい」
 ※年金改悪法案の強行採決、盗聴法の制定、大義なきイラク戦争への自衛隊派遣などの問題には一切触れず、公明党が連立政権参画以来、「国民の福祉と幸福の増進に」寄与してきたかのごとき言い草。会員を衆愚としか考えない創価学会首脳の姿勢が端的に見て取れる一文である。

●教義で選挙闘争を支援
・7月1日付「聖教新聞」「教学 御金言を胸に 完勝へ氏v
 ※創価学会は7月11日投票の参議院選挙で東京・埼玉・大阪に立てた公明党候補の全員当選と比例区1000万票の獲得を目指している。その選挙闘争に「完勝」するために日蓮聖人の遺文(御書)の「御金言」を掲載している。要するに本誌の平成15年10月15日号の特集「日蓮聖人遺文(御書)を選挙用に曲解する創価学会」の参院選バージョンである。
  それによると「他を圧倒する『勢い』こそ勝利の源泉」との見出しのもと、「リーダーが先頭に立ち」「限界を突破する一念」「獅子吼せよ!声を惜しまず語れ!」「この戦いに全生命を傾け」「敵、魔民をも味方にし」「最後の一日、一瞬までも」の6項目に分けて選挙闘争用の遺文ならびに解説が掲載されている。
  例えばこのうち「獅子吼せよ!声を惜しまず語れ!」には、「松野殿後家尼御前御返事」という遺文の「獅子の声には一切の獣・声を失ふ 虎の影には犬恐る、日天東に出でぬれば万星の光は跡形もなし」との一節が引かれ、「広布のための確信に満ちた『声』、獅子吼は、周囲のあらゆる人の心を揺り動かし、納得させ、味方にすることができるのです。
 『今週のことば』(注・池田氏の会員に対する週の冒頭のメッセージ)に『攻めに徹せよ!/声を惜しまず/語りまくれ!/強気で前進こそ/勝利への大道!』(6月28日)とあります。『正義の声』で、勇敢に語り抜いていこうではありませんか。とどまることのない『勢い』が、大勝利を呼び込む源泉である、と銘記しましょう」とある。
  同様に「最後の一日、一瞬までも」との項では、当時、12日間かかった鎌倉から京都への道を11日で歩みをやめてしまったら、京都で月を詠じるという目的が果たせないと記す遺文を、次のように解説している。
 「人生のさまざまな『戦い』にあっても同様です。最後の一日、最後の1分1秒まで、執念の炎を燃やし続け、勇猛果敢に前進し、_攻め_に徹するところに、完勝が可能となるのです」
  選挙闘争を教義的に支えサポートするために、今回も創価学会は手前勝手な遺文解釈を施しているのである。

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