2004-6-1

信濃町探偵団――創価学会最新動向

●公明党首脳の年金未納かばい、1000万票の獲得を煽る
秋谷会長
・5月20日付「聖教新聞」「第38回本部幹部会から 秋谷栄之助会長」「公明党は大誠実で信頼回復へ努力を」
 「去る12日、公明党は、神崎代表、冬柴幹事長を含む13人の国民年金保険料納入状況に関する調査結果と処分を発表しました。もとより、故意・悪意による未加入・未納ではないにせよ、年金制度の改革の必要性を強く主張し、推進してきた公明党が、国民に大きな不信感を与える結果となったことは、誠に残念な出来事でした。
 とりわけ、本来ならば公明党が受けるべき、友人や支持者の方からの怒りの叱責や批判を、日夜、献身的に支援してくださっている会員・同志の皆さまが受け、苦労をおかけしていることは、誠に申し訳ない思いであります。
 公明党は、各人が油断を排し、自身に厳しく、支援してくださる一票が、どれほど重く尊いかを生命に刻み、政治に対する不信をいかに取り除き、信頼を回復するか、大誠実をもって死に物狂いで努力していくよう、強く望むものであります(拍手)。
 公明党は『大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく』というのが立党精神です。その立党精神に立って、誠心誠意、新時代のための改革に取り組み、国民の期待にこたえてもらいたい。そういう公明党であってこそ、われわれは支援するのです。
 われわれは、21世紀の日本の確かな未来を開くため、政治を鋭く監視しながら、無事故・無違反で正々堂々と公明正大に、国民の権利を行使して、勝利してまいろうではありませんか!(拍手)」
 「広宣流布という大偉業は、決して平坦な道ではありません。今日に至るまで、広宣流布に邁進する学会は、立ちはだかる険難の峰をすべて乗り越えてきました。(中略)
 仏法は勝負です。ひとたび広宣流布の戦いを起こしたならば、断じて勝たなければならない。いかなる困難や障害が競い起ころうとも、勇敢に、強盛な信心で立ち向かっていけば、必ず道は開けていくのです。今こそ、『異体同心』の底力を発揮し、徹して外に打って出て、大攻勢をかけようではありませんか!(拍手)
 勝利へのカギは、『一対一』の『草の根の対話』です。(中略)
 『異体同心』の団結のスクラムを組んで、『対話』の大旋風を巻き起こしながら、『平和と人道の連帯1000万』を断じて勝ち取ってまいろうではありませんか!(大拍手)」

 ※「故意・悪意はない」というが、公明党参議院副会長の森本議員の未納期間は15年11カ月。国民年金の加入が義務化されて以来、ほとんど払っていなかったのである。これを「故意」といわずしてなんといおう。呆れた話である。
  創価学会内部では、今回の年金未納問題を広宣流布の前進を阻む「三障四魔(仏法流布を邪魔する魔)」の働きなどとする声もあるが、そもそも年金未納は自分の不始末。それを魔の働きなどとすり替え、来る参議院選挙での1000万票獲得を目指そうというのだから厚顔無恥にもほどがある。秋谷会長の話はそうした創価学会内部の雰囲気をよく示している。

●公明党・神崎代表、冬柴幹事長が「聖教新聞」に
「お詫びの言葉」
・5月13日付「聖教新聞」「公明党 国民年金保険料 神崎・冬柴氏ら13人未納」「国民、支持者の皆様に心よりお詫び」「公明党中央幹事会が声明」「お詫びの言葉 代表・神崎武法 幹事長・冬柴鉄三」 
 「幹事長・冬柴鉄三 党の最高幹部でありながら、1986年衆院選初挑戦の多忙を極めていた一時期、未払い期間があったことを心からお詫び申し上げます。参院選の勝利に向けて全力で戦って下さっている皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことに対し、重ねてお詫び申し上げるとともに、死に物狂いで戦うことをお誓い申し上げます」

 ※年金改革法案が衆議院を通過した後の5月12日、公明党の神崎代表は、自らをはじめとする党三役など13人の国会議員に国民年金の未納があることを発表した。
  この事実を「聖教新聞」も翌日付で速報。併せて神崎代表と冬柴幹事長の「お詫びの言葉」を掲載した。
  ちなみに5月13日付「公明新聞」には、「国民、支持者に深くおわび」との見出しで公明党の党内調査結果や神崎代表の記者会見の模様、「党員、支持者の皆さまへ」と題する公明党中央幹事会の声明は掲載されているが、神崎代表と冬柴幹事長の「お詫びの言葉」はない。「聖教新聞」掲載の「お詫びの言葉」は、この党がどこに顔を向けているのかをよく示しているといえるだろう。

●参議院・埼玉選挙区の勝利を檄
・5月20日付「聖教新聞」「第38回本部幹部会から 洲崎美佐子総埼玉婦人部長」
 「本年の出発にあたり、池田先生より埼玉に、大感動のお歌を頂きました。
 埼玉が 勝ちて 創価の 大勝が 輝き光らむ 日本の果てまで
 埼玉の同志は、このお歌に限りない勇気と希望を頂き、一人ひとりが、誓願の勝利に向かって、いまだかつてない拡大に挑戦しています。(中略)
 私たち埼玉は、どんな壁がたちはだかろうとも、いかなる怒濤が押し寄せようとも『異体同心なれば万事を成し』との御文を胸に刻み、鉄桶の団結で、断固勝ち抜いてまいります!創価完勝の圧倒的勝利の日を目指し、本日より、日本一の師弟共戦の戦いに猛然と前進してまいります!(拍手)」
・5月23日付「聖教新聞」「秋谷会長が出席しさいたま市特別区支部長会」 
 「秋谷会長は『勝負は勢いで決まる』と述べ(た)」

 ※7月11日投票の参議院選挙に際して公明党は東京、大阪、埼玉の3選挙区に公認候補を立てる。このうち、東京、大阪は創価学会の基礎票からしてまず当選は確実。唯一、落選の危険性があるのが埼玉選挙区である。その埼玉で勝つことこそ「創価の 大勝が」「日本の果てまで」「輝き光らむ」のだと池田氏は歌った。
  この池田氏の檄に応え、秋谷会長指導にあった「異体同心の団結」と「一対一」の「草の根の対話」で、埼玉の創価学会は勝利を目指すというのだ。「全員当選」「大勝利」を目指して創価学会の婦人部が、この初夏もまた埼玉各地を走り回ることだろう。

●本部幹部会でピアノを弾いた池田大作氏
・5月19日付「聖教新聞」
 「第38回本部幹部会アメリカ芸術部が感動の名演奏 池田名誉会長、秋谷会長が15カ国の代表と出席」
 「喜びに輝くメンバーの顔。名誉会長は一人一人に語りかけた。『わがアメリカの同志とお会いできて大変にうれしい。遠いところ、ようこそ!素晴らしい歌と演技でした。本当にありがとう!お礼に古い日本の曲を一曲、贈ります』
 そう言って、ピアノに向かい、鍵盤に指をおろした。悠然