2004-6-15

信濃町探偵団―創価学会最新動向

●池田大作氏の動静
・5月30日付「聖教新聞」「きょう池田名誉会長の初訪中30周年 中国・石油大学が名誉教授称号」
 「きょう池田名誉会長の初訪中から30周年――この佳節に中国の名門『石油大学』から名誉会長に『名誉教授』の称号が授与された。授与式は29日、仝兆岐学長一行が来日して東京・八王子市の創価大学で行われた。授章の辞で、仝学長は『人類の平和の護り人』『思想・文化の大家』『中日友好の使者』と名誉会長を讃えた」
・6月3日付「聖教新聞」「名誉会長がスピーチ 最高協議会を開催」
 「全国の代表による最高協議会が2日、東京・新宿区内で行われた。
 これには池田名誉会長、秋谷会長が、方面長、婦人部・青年部・教学部の代表らと出席した。
 席上、名誉会長は、第2代会長の戸田先生から『不知恩の者になるな』と厳しく教えられたことを述懐。(中略)どうせ戦うならば、悔いなく、思う存分、戦うことだ。偉大なる民衆の大勝利の叙事詩を、晴れ晴れと綴ってまいりたいと語った」
 ※中国の大学等から名誉称号を受けるとともに、最高協議会等で「迫害に負けるな」「戦え」などと檄を飛ばす池田氏。いま創価学会はこうした池田氏の檄の下、組織挙げて参院選挙での1000万票の獲得に走っている。

●年金改革法案めぐる「公明新聞」と「聖教新聞」報道の落差
・6月4日付「公明新聞」「年金改革法案が可決 参院厚労委」「持続可能な制度に改革」「野党が採決阻止狙い混乱」
 「参院厚生労働委員会は3日、後半国会最大の焦点となっていた年金制度改革関連法案について、小泉純一郎首相が出席して締めくくり総括質疑を行った後、与党側が審議打ち切りの緊急動議を提出して採決し、自民、公明両党などの賛成多数で可決した。
 野党側は採決に当たり、委員長席に詰め寄ってマイクを奪い取ったり、国井正幸委員長につかみ掛かるなど、採決妨害の暴挙に出た」
・同「審議尽くし採決は当然――木庭参院幹事長に聞く 衆院と同じ36時間確保」
 「――野党は採決妨害の実力行使に出ましたが。
 木庭 実力で採決を妨害する行為は、『良識の府』の名を汚すものであり、『民主主義の破壊』と言わざるを得ません」
・6月6日付「公明新聞」「年金改革法が成立」「給付・負担で抜本改革 制度守り、『安心の年金』保障 参院本会議で可決」「副議長の『散会』宣言は無効」
・同「冬柴幹事長に聞く――年金制度守った公明党 国民不安の解消を最優先」
・6月4日付「聖教新聞」「年金改革法案を可決 参院委与党きょう成立期す」
・6月6日付「聖教新聞」「年金改革法が成立 参院本会議 給付・負担で抜本改革 暮らせる年金確保少子高齢化に対応」「『安定した年金に道筋』 民主党の対応が混乱招く 公明・神崎代表」
 ※負担、給付の積算根拠が杜撰かつデタラメであったことなどが明らかになった年金改革法案。だが抜本改革とはほど遠く、制度上の矛盾を抱えたままの法案を成立させた公明党は、「抜本改革」だの「制度守り安心の年金保障」などとウソ八百の見出しをつけて報じている。
  しかも参院厚労委や参院本会議での混乱はすべて野党側に責任があったかのように書き、木庭参院幹事長などは、「採決の実力による妨害行為は民主主義の破壊」などと発言しているが、野党の質問権を封じたまま強行採決するという議会制民主主義の破壊行為を行ったのは誰なのか。盗人猛々しいとしかいいようがない。
 「聖教新聞」の年金報道は、すべて社会面で扱いも比較的小さいが、6日付では国会混乱の責任は民主党にあるとの神崎代表のコメントを掲載し、国会混乱の責任は野党にあるとする公明党の意向を伝達している。
  今後、学会員はここに書かれている「給付・負担で抜本改革」だの「安心の年金」などという詭弁と、8日にも衆院を通過するとみられる児童手当の支給対象を広げる児童手当法案を改正させたとの実績を武器に、「草の根」の対話を繰り広げるつもりなのだ。

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