2004-5-1
信濃町探偵団―創価学会最新動向

●池田大作氏の動静
・4月2日付「聖教新聞」「創価大学 短大が入学式」「創立者ブリャート国立大学『名誉教授』に」
 「シベリヤ屈指の最高学府であるロシア連邦・ブリャート共和国の『ブリャート国立大学』から、創価大学創立者の池田名誉会長に1日、外国人初となる『名誉教授』の称号が贈られた。授与式は、創価大学の第34回入学式、創価女子短期大学の第20回入学式に続いて、午後2時半から創大記念講堂で行われた」

・4月9日付「聖教新聞」「教育界の光 創価学園で入学式 創立者が祝辞」
 「桜吹雪が新入生を歓迎!東京、関西の創価小学校、中学・高校の入学式が8日、各校で行われた。各会場を映像と音声でつなぎ“学園一体”で開かれた式典には、創立者の池田名誉会長が来賓とともに出席。創立者は新入生を祝福し、『桜花 君の勝利を 見つめなむ』との句を贈った」

・4月15日付「聖教新聞」「ロンドリーナ大学が『東洋人初の名誉博士号』を池田SGI会長に」 
 「南米・ブラジル連邦共和国の屈指の名門総合大学であるパラナ州立『ロンドリーナ大学』が14日、創価大学創立者の池田SGI会長に東洋人初となる『名誉博士号』を贈った。学位授与式は、東京・八王子市の創価大学本部棟で行われ(た)。―中略―これには、来賓としてSGI会長の母校である東京富士大学(同大学の短期大学部が旧・富士短期大学)の二上貞夫理事長、早坂忠博学長、岡村一成副学長、二上映子常務理事らが出席した」

※創価大学や創価学園の入学式に出席し、ブラジルやシベリヤの大学からの名誉称号を受ける池田大作氏。4月8日には池田氏への名誉市民称号が350に達したと「聖教新聞」は大々的に報じている。今後、池田氏の会長就任記念日に向けて礼賛記事が続くことだろう。

●東西のドーム球場で青年部大会
・4月3日付「聖教新聞」「正義の青年部5万人が大総会 埼玉西武ドーム」
 「結成53周年を記念する青年部総会が2日夜、埼玉・所沢の西武ドームで盛大に開催された。これには、首都圏の男子部、女子部、学生部、女子学生部の代表5万人が、秋谷会長、全国の方面青年部の代表とともに出席」「総会には、池田名誉会長がメッセージと長編詩『君に広宣の旗を託す 青年よ 未来の勝利を! 豪快な圧勝を!』を贈り祝福」
 「女優の久本雅美さん、柴田理恵さん、プロボクサーの佐藤修さん、イタリア・サッカー界の至宝ロベルト・バッジョさんが、ビデオを通して心からのエールを送った。ここで、熱気あふれるドームに、彦摩呂さん、林家まる子さん、岸本加世子さん、木根尚登さん、アルベルトさんら芸術部メンバーが続々と登場。会場一体で『勝利のうた』を大合唱した」


・4月10日付「聖教新聞」「4・8『関西の日』を記念 若き5万の創価の健児が大阪ドームに! いざや前進誌勝関西青年部大会」
 「『常勝関西青年部大会』が9日夜、大阪市西区の大阪ドームに5万人が集い開催された」「田中美奈子さん、コアラさんのユニークなトークの後、橋本章司さん、本間敏之さん、八島順一さん、松田幸之助さん、竹崎恵司さん、BOROさん、高橋ジョージさんによる『Josho Super Band』が熱唱。アルベルトさんの『勝利のうた』を会場一体で合唱した」
 ※東西で10万人の青年部の大会を開催した創価学会。これには池田大作氏が「不思議なる誓願で結ばれて、ここに集い合った青年部の皆さん!全員が一人ももれなく、一騎当千の闘士と奮い立ってくれ給え!」というメッセージと、「君に広宣の旗を託す 青年よ 未来の勝利を! 豪快な圧勝を!」と題する詩を送った。
  これを受けて青年部幹部も、
  「さあ、青年部が総立ちとなって圧倒的な完全勝利を成し遂げようではありませんか!」(弓谷男子部長)
  「この総会は、我ら青年部の勝利で、三代会長の『戦う魂』を断じて継承しゆく、『大闘争宣言』のための総会であります!」(杉山青年部長)
  「我々青年部は、池田先生の思想と行動を命をかけて継承する。学会正義の旗を掲げ、いかなる闘争も断じて勝利する」(迫本総合青年部長)
  などと応じている。要するに参議院選挙で1000万票を獲得するための出陣式なのだ。

●ローカルテレビ局が相次いで池田原作アニメや学会礼賛番組を放映
・4月7日付「聖教新聞」「名誉会長原作のアニメ テレビ大阪で放映」
 「池田名誉会長原作のアニメ『ヒマラヤの光の王国』『ぼくたちのピース・リバー』(原題『平和の清き河』)が2日と6日、それぞれ『テレビ大阪』で放映された」

・4月13日付「聖教新聞」「『君が世界を変えていく』IBC岩手放送で放映」
 「池田SGI会長のエッセー集『君が世界を変えていく』(朝日出版社)を映像化した特別番組が11日、IBC岩手放送でテレビ放映された」

・4月18日付「聖教新聞」「牧口教育学の特別番組 滋賀でテレビ放映」
 「特別テレビ番組『対話が拓く教育の未来 教育力の復権に向けて』(KBS京都制作)が17日、滋賀のびわ湖放送で放映された。同番組は『対話』をキーワードに、牧口教育学の理念を教育現場で実践・展開する教員を取り上げたドキュメンタリー。池田SGI会長が、アメリカ・チャップマン大学『名誉人文学博士号』を受賞した際のスピーチの模様も紹介されている」
 ※経営難の続く地方ローカルテレビ局の創価学会迎合は相変わらず。IBC岩手放送やびわ湖放送では池田氏のエッセーやスピーチを放映しているようだが、評価の別れる池田氏のスピーチ等を放映するのであれば、池田氏や創価学会について批判的な言説も紹介すべきだろう。あまりに片手落ちとしかいいようがない。

●4月14日付「公明新聞」「自公連立で日本再生が前進」「衆院統一補選がスタート」
 「7月の参院選の前哨戦となる衆院統一補欠選挙が13日、埼玉8区、広島5区、鹿児島5区で告示され、25日の投票日に向けて論戦がスタートした。公明党はいずれの選挙区も自民党公認で新人の、しばやま昌彦(埼玉8区)、てらだ稔(広島5区)、森山ひろし(鹿児島5区)の3候補を推薦し、与党として3選挙区の勝利を目指す。この日、神崎武法代表は広島県呉市で、冬柴鉄三幹事長は埼玉県所沢市で、草川昭三副代表は鹿児島県鹿屋市で、それぞれ各候補の出陣式に駆けつけ、連立政権が進める改革への理解と各候補への支援を訴えた」
 「冬柴幹事長は13日午前、埼玉県所沢市で行われた、しばやま昌彦候補(38)=公明党推薦=の出陣式で、『公明党も当選のために全力で応援する』と強調した」
 ※参議院選挙の前哨戦と位置づけられた衆院補欠選挙で公明党は3選挙区すべてで自民党候補を推薦した。このうち埼玉県所沢市を中心とする埼玉8区は、悪質な買収を行い逮捕・起訴された新井正則衆院議員の辞職を受けて実施されるもので、自民党は公募で弁護士の柴山昌彦氏を擁立。先の衆院選で新井被告に惜敗したものの比例復活で当選した民主党の木下厚氏、共産党の柳下礼子氏と1議席を争う。
  この補欠選挙に立候補した木下氏は、「フォーラム21」のインタビューにも登場し、昨年2月に行われた「フォーラム21」の創刊1周年パーティにも出席している。ところが昨年10月12日付「聖教新聞」に「民主党の議員が乙骨に絶縁宣言」と題する次のような記事が掲載された。

  「西村(総関東長)首都圏といえば先日、ある民主党代議士(当時)が、学会の会館に挨拶に来た。
  迫本(青年部長) そうなんです。この代議士は、かつて、あの『ガセネタ屋』乙骨のパーティに出たことがあるそうだ。ところが最近、ガセネタ屋の正体を知って、大変に驚いたというんだ。
  西村 代議士は、こう言っていた。“私はガセネタでデマを捏造するような男と付き合う気はありません。今後一切、付き合うつもりはないし、付き合う義理もない”と断言していた。
  青木(理事長) 当然だが、見識ある態度だ。さすが野党第1党の代議士じゃないか。良識ある人物がいるということだ」

  「聖教新聞」の記事によればこの代議士は、その際、「政党が公明党の支持団体の創価学会を批判するのは筋違いだ。もし民主党内で、そんな動きがあれば『「それは、いかん」と私は言うつもりだ。私自身、公党が政党の支持団体を攻撃するのは、おかしいと判断している』と明言」していたとも記している。
  その後、この代議士は木下厚氏だったことが確認されたが、青木理事長が「見識ある態度だ」「良識ある人物」と高く評価したにもかかわらず、「人物本位」を標榜する創価学会は、昨年11月の衆院選挙時に木下氏を支援することはなかった。そして今回の補選でも創価学会は木下氏を支持していない。逆に公明党は木下氏の対立候補である自民党の新人を推薦。創価学会もまた柴山氏に対する支援体制を敷き、木下氏を落選させるべく動いている。
  この木下氏に対する創価学会そして公明党の態度を、政治家はよくよく他山の石とすべきだろう。

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