2003年8月1日号 
信濃町探偵団―創価学会最新動向

●池田大作氏の動静
・7月17日付「聖教新聞」「新しい勝利へ全国青年部幹部会 第29回本部幹部会 池田名誉会長、秋谷会長が代表と出席」
 「人間革命の哲学を世界へ!――第29回本部幹部会が16日、全国青年部幹部会の意義をこめ、東京・千駄ヶ谷の創価国際友好会館で開催された。これには池田名誉会長、秋谷会長が、12カ国・地域のSGIの友と出席。(中略)
 スピーチした名誉会長は、青年の『勇気の叫び』こそが時代を変革すると強調。全世界の平和へ『立正安国』の大哲学を掲げて進みゆこうと呼びかけた」
・7月17日付「聖教新聞」「国際化学オリンピック日本代表の創価学園生 輝く『銅賞』凱旋の帰国 創立者が祝福」

 ※7月16日に千駄ヶ谷の国際友好会館で開催された本部幹部会に出席しスピーチするとともに、国際化学オリンピックで銅賞を獲得した創価高校生を祝福した池田大作氏。「聖教新聞」には、本部幹部会の席上、スピーチする池田氏(集合写真)と、創価高校生を祝福する池田氏の二枚の写真が掲載されている。
  しかし、この本部幹部会の翌々日の18日には、再び、池田氏が倒れ、都内の病院に入院したとの情報が流れた。その後、池田氏は脳梗塞であるなどという情報が、再び、政界筋を中心に流れており、「聖教新聞」からもリアルタイムで池田氏の動静を伝える記事が消えたため、池田氏の動静が不明になっているだけにさまざまな憶測を呼んでいる。
  池田氏の病気情報には、真偽が不明のものが多いが、創価学会広報室も、池田氏が4月末から5月末まで「風邪と疲労による体調不良」だったことは、マスコミの問い合わせに対して認めている。以前、心臓疾患で入院したことのある池田氏だけに、いつ、再発してもおかしくないのは事実。それだけに入院の真偽、病状を含め、その動静に注目が集まっている。

●教育現場への浸透
・7月19日付「聖教新聞」「名誉会長の教育指針集が発刊」
 「池田名誉会長の教育指針集『「教育の世紀」へ』が、8・12『教育原点の日』を記念して、第三文明社から発刊される。近年発表された名誉会長のスピーチや教育提言などから、珠玉の言葉を収録・編纂したもの」
・7月22日付「聖教新聞」「教育本部 首都圏の教育者大会」
 「8・12『教育原点の日』記念の首都圏教育者大会が21日、巣鴨の東京戸田記念講堂で開かれた」
 「宮本教育本部書記長は『21世紀創価教育プロジェクト』として@名誉会長の教育指針集『「教育の世紀」へ』の学習・実践Aビクトリー10万運動の大勝利B名誉会長の教育思想の体系化C3万人の教育者大会の実施(明年8月)を発表した」

 ※創価学会には教育部という小・中・高校の教員である学会員を統括する組織がある。もともと創価学会は、前身の創価教育学会の創設者である牧口常三郎会長や戸田城外理事長(後の創価学会会長)が教員であったことなどから、教育界への浸透に力を入れている。
  そのため創価大学にも教育学部を設置。毎年、創価大学からは100人以上の教員試験合格者を輩出し、私立大学でナンバー1の座を維持し続けている。
  教育現場に創価イズム・池田イズムの浸透を図ろうとしている創価学会の意思が、創価学会教育部の会合における幹部の発言には色濃く現れている。
  こうした指導のもと活動する学会員教員が本当に、宗教的中立・政治的中立を担保できるのか、重大な問題と言わざるをえない。

●団地部の活動実践報告
・7月24日付「聖教新聞」「創価勝利の原動力に! 結成から30年 団地部メンバーの活躍」
 「今年、結成30周年を迎え、過日の全国総会で、『創価勝利の原動力に!』と、前進を開始した団地部。ここでは、“広布即地域貢献”との自覚も新たに、“マイ団地を幸福の理想郷にしよう”と、活躍している各地の団地部メンバーを紹介する」

 ※創価学会が学会地域幹部や活動家に、団地自治会の役員をはじめ、商店街役員、PTA役員など、地域の公共的性格を持つ団体や組織の役員を占めることを指示していることはすでに既報の通り。今回は、団地の自治会役員などで活躍するメンバーの活動報告を掲載。地域での「創価学会信頼の輪」を広げていくよう促している。その目的が、11月投票が確実視される衆院総選挙でのF(フレンド)票の獲得に置かれていることは明らかだろう。

●民主・自由の合流を批判
・7月24日付「公明新聞」「民主、自由“合流”を批判 神崎代表 理念、政策合意ない野合」
 「公明党の神崎武法代表は23日、広島市で行われた斎藤鉄夫衆院議員を励ます会に出席し、あいさつした。(中略)
 民主党と自由党が合流協議を再開することに対し神崎代表は、『選挙目当ての合流だ。理念も政策合意もない野合であり、国民の理解は得られない』と述べた」

 ※小泉政権の打倒を目的として、9月下旬の合流に合意した民主・自由の合流問題を、公明党の神崎武法代表が、「理念、政策合意なき野合」と激しく批判した。平和と福祉・清潔を看板としていた公明党だが、自・公連立政権下では、そうしたかつての看板はすべて放擲され、政権に固執することだけが目的となっている。菅・小沢両氏も、「あんたに言われたかぁないよ」というところだろう。

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