2003年6月1日号
信濃町探偵団―創価学会最新動向

●一カ月ぶりに「聖教新聞」に登場も?
 重篤説も流れる池田大作氏の病状

・5月21日付「聖教新聞」3面「池田名誉会長 全同志に和歌」
 「創価学会常住御本尊が授与された記念日にあたる20日、池田名誉会長は世界広宣流布へ勇敢に進む、尊き全同志に心から感謝し、記念の和歌を贈った。
 千万の 創価の友を 讃えなむ 元初の誓い 果たしゆくまで」

 ※四月二十日付「聖教新聞」に、創価大学においてパラグアイの大学からの名誉博士称号を受けたとの記事が掲載されてから以後、「聖教新聞」紙面から姿を消したのをはじめ、公衆の面前にも現れないなど、消息不明となっていた池田大作氏が、一カ月ぶりに「聖教新聞」に登場した。
  掲載されたのは、「信濃町の創価文化会館で(20日)」とのキャプションのある池田大作氏と香峰子夫人が創価文化会館の玄関先に立つツーショット写真と、上記の記事。
  記事を額面どおり受け取るならば、創価学会が昭和二十六年に常住本尊を受けた記念日である五月二十日に、池田氏が記念の和歌を詠み、同時に、創価文化会館前で、夫人と記念撮影に及び、その写真を掲載したということになる。
  しかし、この記事と写真を額面どおり受け取っていいものかどうかには疑問符がつく。
  本紙先号既報のように、池田氏は四月二十日以来、その消息を絶ち、自らの会長就任記念日で、「創価学会の日」とされている五月三日の本部幹部会も欠席した。
  この創価学会にとって最も重要な記念日の行事に池田氏が欠席するに際し、創価学会は、学会員に対して池田氏は「風邪」で本部幹部会を欠席する旨、通知。また、池田氏の動静に疑問を感じ、取材に入ったマスコミに対して学会本部広報室は、「風邪と疲労」と説明。あわせて症状はさほど重くなく、「近々復帰」との見通しを伝えている。
  そうした説明を裏付けるかのように、創価学会は「聖教新聞」紙上で、池田氏が六月からエッセーの新連載を始めることを告知。また、先日、投票が行われた徳島県知事選で、創価学会・公明党が自民党とともに支援した候補が当選したことを受けて、池田氏が自民党関係者に「徳島県知事選の勝利、おめでとう」とのメッセージを送ったなどという情報が伝えられている。
  だが、政界関係者の話によれば公明党首脳が池田氏の入院を認めているのをはじめ、学会本部関係者の話では、学会本部周辺で学会員医師を統括するドクター部の幹部の姿が目撃されるなど、いつにない緊張した空気が流れているという。
  この池田氏の病気説を特集した「週刊新潮」によれば、警察は四月二十七日まで池田氏の姿を確認しているが、それ以後の動静は把握していないとのこと。また、「池田倒れる」の報は、首相官邸まで達したとのことである。
  政界、マスコミ界には、「脳梗塞で順天堂病院に入院」とか「心筋梗塞で東京女子医大に入院した」など、さまざまな情報が流れているが、創価学会側は、あくまでも「風邪と疲労」で「近々復帰」としているため、確たることは分からない。
  しかし、「聖教新聞」に登場するとともに、本部幹部会等へ出席し、スピーチをすることで学会員に対する求心力を維持してきた池田氏が、「聖教新聞」にも登場せず、本部幹部会をはじめとする諸会合に姿を見せないことは、極めて異例。
  約一カ月ぶりに姿を現した五月二十一日付の「聖教新聞」記事にしても、これが本当に五月二十日に撮影された写真であるかどうかについては、確証がない。
  そもそも一カ月も動静が明らかでなかった池田氏の復帰した姿を「聖教新聞」に掲載するのに、三面の片隅でちょこっと載せるというのは、通常の創価学会の池田報道からして考えられない。本当に元気だというなら、万人が納得する形で、復帰した姿を掲載すべきであって、いつ撮影したのか分からない写真と、誰が作ったのかわからないような和歌を掲載して、健在ぶりをアピールしても、それには証拠能力が全くない。
  むしろこの程度の記事と写真でしか、健在をアピールできなかったことにより、かえって池田氏の重病説、例えば、脳梗塞等で後遺症が残り、人前で話すことができないとか、あるいはより深刻な事態が進行しているとの疑惑が深まったとも言える。
  いずれにせよ、池田氏がどのような形で復帰するのか、あるいはしないのか、その動静に注目が集まっている。

●昨年度の池田大作氏の所得税の納税額は1億2774万5千円
・四谷税務署管内の平成14年度分所得税の高額納税者一覧によれば、創価学会名誉会長池田大作氏は、四谷税務署管内第4位の1億2774万5千円で、推定所得額は、約3億5千万円であることが分かった。

 ※ここ数年の池田氏の納税額はだいたい一億円から二億円で推移している。もとよりこの納税額は、宗教法人創価学会からの給与や原稿料、印税など、一般的収入に対して課税されたものだけにすぎない。創価学会を「俺のもの」と思っている池田氏のために、創価学会が年間に費消する金は莫大な数字にのぼることは間違いない。
  それにしても創価学会・公明党が支える小泉自・公連立政権の経済失政の結果、国民が塗炭の苦しみ(もちろんその中には学会員も含まれているが)を受け、辛酸を嘗めている中、三億円以上の所得を得て、悠々自適とは、大した「庶民の王者」である。

●地方組織の「御祈念」表ならびに「内部指示」文書に見る創価学会の活動実態
・「御祈念
  ☆池田先生・奥様の御健康 御長寿 無事故
  ☆極悪 山友・日顕 打倒
  ☆1000万の達成 大勝利」

 ※池田氏が「風邪と疲労」で倒れた以上、学会員がその健康の回復を祈って「祈念」するのは当然のことだが、すでにそれ以前から創価学会では、池田氏と創価学会内では「奥様」と称される池田夫人の健康と長寿を、学会員に祈らせている。
  その一方で創価学会は、「極悪」と罵る山崎正友元創価学会顧問弁護士や阿部日顕日蓮正宗法主の「打倒」を祈らせている。まるで呪詛、丑の刻参りである。
  そして「1000万の達成」とは、来る衆院総選挙、来夏の参院選での公明党比例区の1000万票の獲得ということである。
  今年四月に行われた統一地方選挙で、公明党候補は、創価学会の組織挙げての支援の結果、全員当選を果たしたが、創価学会・公明党は、この統一地方選挙を「ホップ」、次期衆院選を「ステップ」、そして来夏の参院選を「ジャンプ」と位置づけ、両選挙で一〇〇〇万票を獲得することで、創価学会・公明党の政界での影響力を盤石なものにしようと企図している。
  そうした意図を全学会員に徹底させるため、朝夕の勤行で、すでにいまから「1000万の達成 大勝利」を祈らせているのである。
  他党は、選挙が終われば、後援会も一休みだが、創価学会だけは宗教活動に名を借りて、恒常的に「常在戦場」の心構えを学会員に植え付けているのである。

●内部指示文書
 「@新聞啓蒙
 ◇県外    5月20日までに(  )の達成 (B、OS×0・5)
 ◇祝 7・3 7月20日までに(  )ポイントの達成(B、OS×7倍)累計
 ◇祝 11・18 11月20日までに(  )ポイントの達成(B、OS×10倍)累計

 A人材の育成と内部充実  ――中略――
 B友好拡大 地区での折伏弘教 (〜7月20日〆)
  新入会本流
  青年部お守り御本尊入会
  分世帯」

 ※選挙が終われば新聞啓蒙に折伏と、学会員は馬車馬のように使役されていることが分かる。五月二十日や七月二十日、十一月二十日と日限を切って、○部達成とか○ポイント達成などとハッパがかけられている。まるで新聞の拡販団かセールスのノルマのようである。
  また、七月二十日を目標に折伏に力を入れるように指示が出されている。ここにある「本流」とは、本尊流布の略で、創価学会が自前に作成した本尊を受けさせることを意味する。「青年部お守り御本尊入会」とは、家族の中でただ一人創価学会に入会するなどし、自宅に本尊を祀れない男子部、女子部などの青年の新入会員に、個人の守り本尊を与えることで入会させること。
  いま、このような形で創価学会は都会の一人暮らしの青年等に入会勧誘の手を広げている。