信濃町探偵団―創価学会最新動向 H15.4.1

●胡錦濤中国国家主席に祝電
・3月16日付「聖教新聞」「中国 胡錦濤新国家主席に池田名誉会長が祝電」
 「中国の国会にあたる全国人民代表大会で、国家主席に選出された胡錦濤氏に15日、池田名誉会長は祝電を送った。
 胡主席は1985年3月、中華全国青年連合主席として来日し、名誉会長と聖教新聞社で会見を。国家副主席として来日した98年4月も、再会を果たしている。
 名誉会長は、胡主席のリーダーシップのもと、中国が21世紀にあって、一段と希望に満ちた興隆を遂げていくことを確信すると心から祝福。さらに、万代にわたる日中両国の友好への決意を述べた」

 ※江沢民氏に代わって中国の国家主席に就任した胡錦濤氏に対して、池田氏が祝電を送ったことを紹介するとともに、胡主席と池田氏の“親密”な関係を強調する「聖教新聞」記事。
  ちなみに胡主席は、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマらが亡命を余儀なくされている中国領チベット自治区で、チベット人民に対する激しい武力弾圧・人権弾圧を加えた実行責任者。また、人民解放軍が人民に銃を向けたあの天安門事件で戒厳令が敷かれた時にも、自らがチベット自治区で戒厳令を敷いた経験があるだけに、最初に戒厳令の施行に賛意を表明した人物でもある。
  もとより「聖教新聞」記事は、こうした事実を一行も報じてはいない。池田氏ならびに創価学会は、自らを人権を擁護する一大勢力と位置づけているが、胡氏の人権弾圧のキャリアや、世界から批判を浴びている中国の人権抑圧に関しては極めて寛大だ。

●自画自賛……そして250の名誉市民称号
・3月11日付「聖教新聞」「第26回本部幹部会 壮年部幹部会での池田名誉会長のスピーチ」
 「さて、世界から、私のもとに、毎日、さまざまな報告がくる。けさも、中国の北京で語学の研修を受けている女子部の方から連絡があった。それは中国語教育の最高峰として名高い北京語言大学という大学の教科書に、私と常書鴻先生の対談集『敦煌の光彩』が、大きく収録されているという知らせであった(大拍手)。
 この大学には、世界120カ国以上の留学生が学び、当代随一の授業の質を誇っているという。そこで用いられる教科書は、厳格に選定され、まことに権威のあるものとされている。(中略)
 中国といえば、光栄なことに、北京大学に『池田大作研究会』、また天台大師ゆかりの地に立つ湖南師範大学には『池田大作研究所』が創設されている。そして蘇州大学の図書館には、『池田大作先生文庫』が設置されたとうかがった。
 また現在、中国で発刊されている多くの箴言集でも、世界一流の人物と並んで、私の言葉が収録されている(大拍手)。
 精神の大国・インドでも、私の詩を、歴代の大統領、首相をはじめ、多くの指導者層の方々が愛読してくださっている。インド最大の英字新聞(『タイムズ・オブ・インディア』)の“ベスト随筆集”でも、私のエッセーが取り上げられた。
 また、未来の指導者を育てるセトゥ・バスカラ学園では、私の詩を使って授業が行われている。このインドの学園では、試験で『池田先生の師匠は、だれですか?』という設問があるとうかがった」
・3月18日付「聖教新聞」「世界から250の名誉市民」
 「3・16『広宣流布記念の日』45周年の16日、アメリカとブラジルの2都市から池田SGI会長に『名誉市民称号』が贈られた。これで世界各国の都市からSGI会長に授与された『名誉市民』等の称号は250を超えた」

 ※ここまで池田氏を礼賛してくれる中国である。池田氏が中国の人権抑圧政策などを批判しないのも当然だろう。それにしてもインドの学園の試験問題に、「池田先生の師匠は、だれですか?」との設問が出ているとは驚き。最近、日本でも入学試験での珍問が問題となっているが、インドの学生に池田氏の師匠を尋ねるこの設問は、さながら珍問中の珍問といえるだろう。
  また池田氏への名誉市民称号が250に達したことを、「聖教新聞」は特集で大々的に報じている。

●「世界水フォーラム」でPR活動
・3月18日付「聖教新聞」「京都の世界水フォーラム SGI代表、創価大学生が参加」
 「地球規模の水問題を解決策を討議する『第3回世界水フォーラム』が、16日から京都を中心に開かれ、SGIの代表、学生部員が参加。交流を広げている。
 同フォーラムには、約180カ国から政府関係者、市民団体、国際機関など1万人以上が集う。SGIを代表して、岩住副会長、本部国際室のジョーン・アンダーソン氏、SGIニューヨーク国連連絡所の桜井浩行氏が出席。主会場の国立京都国際会館の展示ブースで、池田SGI会長の環境提言や地球憲章のポスターなどを紹介している。
 同フォーラムに出席しているアンワルル・チョウドリ国連事務次長が16日、SGIの展示スペースを訪れた。同事務次長は『国連で“賢人会議”を開き、池田会長の平和提言を学ぶ機会をつくるべきです。会長の平和思想を、もっと世界に広く伝えなければならない』と語った」
 
 ※昨夏の環境サミットでもSGIは展示を行い、池田氏のPRを行った。公明党の党大会で小泉首相がこのSGIの展示を観覧し、そこで見た池田氏撮影の写真を礼賛したことは既報の通り。今回の世界水フォーラムでも、SGIは展示を行い、池田氏のPRに余念がない。こうした手法で創価学会は、自らのイメージアップを図るのである。
  ところで「聖教新聞」は、SGIの展示スペースを訪れたアンワルル国連事務次長が、「国連で“賢人会議”を開き、池田会長の平和提言を学ぶ機会をつくるべき」だとか池田氏の「平和思想」を広く世界に伝えるべきだと発言したと報じているが、イラクに対する戦争を前にして、「平和の指導者」池田氏は何も発言せず、行動しない。
  アメリカのイラク軍事攻撃によって、協議の場でしかない国連の無力さがあらためて白日の下に晒されただけに、仮に実現したとしても「国連での賢人会議」など大した意味を持つとも思えないが、創価学会や池田氏の実態・実像を知らない海外の要人・識者の池田氏についての評価にはいまさらながら失望させられる。

●創価大学で初講義
・3月11日付「聖教新聞」「創立者が特別文化講座 第1回人間ゲーテを語る」
 「創価大学創立者の池田名誉会長による『特別文化講座』の第1回が10日午後1時40分、東京・八王子市の創大本部棟で開催された。創立者は、ドイツの文豪ゲーテの生涯と精神をめぐり、約1時間半にわたり講義した」
 「『未来の偉大なるゲーテである諸君の、前途洋々たる勝利を祈って!』――創立者が全魂込めて学生に語る文学講義。参加した教員からも『歴史的な講義が実現し、本当にうれしい。人生に勝利し、価値を創造する「人間学」が散りばめられた講義でした。感動しました』(石神文学部長)などの喜びの声が」
 「若江創大学長は、『私たち教員にとっても、創立者の講義は、心からの念願でした。その夢がかない、本当に感激しています。教職員が団結して、「建学の精神」が脈打つ大学を築いてまいりたい』と力強く語った」
 
 ※創価大学創立直後、池田氏は自ら教壇に立ち、講義をすることを夢見ていた。また、創価学会の幹部を教壇に立たせようともした。しかし、池田氏や創価学会幹部は、教職資格ももたず、学的実績もないため、非学会員の教員らから異議が唱えられ、池田氏は教壇に立つことができなかった。このことを恨みに思った池田氏は、非学会員の教員らで組織された教員組合を憎悪。極めて謀略的手法を駆使して教員組合潰しをはかり、教員組合に所属した非学会員の教員を次々に退職に追い込んでいった(あまりの非道さに多くの非学会員教員が見切りをつけた)。
  そうした紆余曲折を経て、初めて実現した池田氏の講義。池田氏は得意満面でゲーテを講義した。

●統一地方選挙必勝を厳命
・3月13日付「聖教新聞」「寸鉄」
 「京都よ敢然勝利を祈る!『威風堂々』の大合唱を全国、世界に轟かせよ!」
・3月14日付「聖教新聞」「寸鉄」
 「福岡の早良区、中央区、東区よ、豪快に勝て。民衆が勝利勝利と万歳を!」
・3月15日付「聖教新聞」「寸鉄」
 「神奈川、頑張れ!大神奈川は一つ!断じて壁を破れ。偉大な正義の大城よ」
・3月16日付「聖教新聞」「寸鉄」
 「『常勝大関西』の団結と大勝利を、全日本が待つ。諸天よ守れ!賞讃を!」
 「宮崎市、延岡市、頑張れ。大九州の太陽となれ。勝