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2010年04月29日

2010-4 信濃町探偵団――創価学会最新動向

●創価大学卒の新任中国大使と会見

・3月10日付「聖教新聞」「池田名誉会長 中国の程大使と会見」
 「池田名誉会長は9日午後2時半、新任のあいさつに訪れた中国の程永華大使を東京・信濃町の聖教新聞本社に歓迎。民音や東京富士美術館を中心とした文化交流、青年部による青年交流の推進など日中両国のさらなる平和友好を展望し、約1時間半にわたり和やかに語り合った。会見には、駐日中国大使館の張成慶参事官、張向東1等書記官、張社平大使秘書官、学会の池田副理事長、谷川・萩本副会長、創価大学の山本学長、田代理事長が出席。民音の小林代表理事、東京富士美術館の原島理事長、青年部の代表らが歓迎した」
 「程大使は55歳。新中国から日本への国費留学の1期生として、創価大学に学んだ。卒業後、中国外交部に勤務。アジア局副局長等を経て、2003年から日本で公使を務め、2006年にマレーシア大使、2008年に韓国大使に就任。先月末、第11代駐日大使として着任した。
 池田名誉会長は、新大使の誕生を心から祝福。多忙な中での来訪に深く感謝し、『今後とも、さらなる貴国との平和友好を決意しております』と一層の尽力を約した」

 ※中国の新駐日大使として赴任した程永華氏が、池田大作創価学会名誉会長に新任のあいさつのため聖教新聞社を訪問したとの記事が、「聖教新聞」に大々的に掲載された。記事にあるとおり程大使は創価大学の出身。それだけに程大使の就任に池田氏も喜色満面の体。同大使の就任を契機に創価学会が中国への接近と利用をさらに強めることは間違いない。

●あいかわらずの池田夫妻宣揚 ついに280の学術称号

・3月11日付「聖教新聞」「中国広州市の名門大学広東商学院 池田名誉会長に名誉教授称号」「香峯子夫人に名誉図書館長称号」
・3月16日付「聖教新聞」「SGI発足の地グアムの経済都市タムニンに誕生 池田大作 香峯子平和パビリオン」「SGI会長夫妻に『名誉市民』称号」
 「SGI(創価学会インタナショナル)発足の地である、グアム経済の中心地タムニンの公園に『池田大作・香峯子 平和パビリオン』が誕生した。除幕式は2月28日、タムニンのフランシスコ・ブラス市長、グアム準州のジュディ・ウォンバット上院議員ら来賓、地元SGIの友が出席し、盛大に行われた。席上、ブラス市長から池田SGI会長夫妻に『名誉市民』称号が授与された」
・3月17日付「聖教新聞」「南米ベネズエラの最高学府アラグア・ビセンテナリア大学 創価学園創立者夫妻に『名誉博士号』『名誉教授称号』」
 「南米ベネズエラ・ボリバル共和国の最高学府『アラグア・ビセンテナリア大学』から、創価学園創立者の池田SGI会長と香峯子夫人に、それぞれ、『名誉教育学博士号』と『名誉教授称号』が授与された。これはSGI会長の人類の平和と学術発展への多大な功績と、SGI会長とともに人間主義の哲学を世界に普及する香峯子夫人の尽力を讃えたもの」
 「香峯子夫人への決議書(抜粋)SGIの女性リーダーである池田香峯子博士は、高潔な心で、人間愛に満ちた社会をつくるために、崇高で模範的な努力を重ねてこられました。自ら創価学会の活動の重要な推進力となられ、『調和のとれた社会』を実現する鍵となる、心身が美しく調和した個人の成長を目指す運動に女性の参加を促してこられました。…新たなるヒューマニズムの創設者として、また世界平和の旗手としての優れたご功績に対し、世界的な教育者であられる池田香峯子博士に、アラグア・ビセンテナリア大学の名誉博士号、ならびに名誉教授称号を授与いたします」
・3月22日付「聖教新聞」「創大創立者 世界から280番目の英知の栄冠 中国西安交通大学『名誉教授』に」
 「創価大学・創価女子短期大学創立者の池田名誉会長の日中友好と人類への貢献を讃え、世界の大学・学術機関から280番目となる名誉学術称号が、中国の名門・西安交通大学(鄭南寧学長)から授与された」
・3月24日付「聖教新聞」「南米ボリビアから平和貢献を讃え 池田SGI会長夫妻に3つの感謝状」
・3月27日付「聖教新聞」「フィリピン ラモン・マグサイサイ工科大学 池田SGI会長に創立100周年名誉教授称号」
 「フィリピン共和国の名門学府である『ラモン・マグサイサイ工科大学』から、創価大学創立者の池田SGI会長に『創立100周年名誉教授』称号が授与された。これは、本年2月に創立100周年を迎えた同大学が、SGI会長の平和促進と青少年育成への貢献を讃えるもの」
・3月30日付「聖教新聞」「米イリノイ州の伝統校ソーントンタウンシップ高校 SGI会長夫妻に名誉校長証」

 ※池田大作氏と香峯子夫人の宣揚が相変わらず続いている。創価学会会則で「永遠の指導者」と位置づけられている池田大作氏の宣揚に創価学会が腐心するのは当然としても、池田大作氏の夫人というだけの香峯子夫人が「池田香峯子博士」とは。いったい香峯子夫人にいかなる学問的実績があるのか? 香峯子夫人を「池田大作博士」と並ぶ存在へと祭り上げる狙いは、ポスト池田体制の要である世襲体制への布石に他ならない。

●選挙闘争に向けての教義的刷り込み

・3月25日付「聖教新聞」「座談会 創立80周年を勝ち飾れ」「日蓮仏法は立正安国の大法」
 「正木(理事長)創価三代の師弟には、大聖人の『立正安国』の精神が脈々と受け継がれている。(中略)
 原田(会長)日々、勤行・唱題に励み、友人に仏法の偉大さ、創価の哲学を語ること。とともに幸福な社会の実現のため、積極的に行動すること――これが現代に生きる私たちの『立正安国』の闘争です。大聖人、創価の師弟に連なる闘争です」

 ※平成19年参院選、昨年の衆院選と国政選挙で敗北続きの創価学会。創価学会創立80周年の今夏に行われる参院選に向けて創価学会は、いま「目指せ!広布の1000万」という目標を立てて必勝を期し、学会員一人一人を選挙闘争に駆り立てている。
 「学会員の政党支持は自由」(昭和45年5月3日・本部総会での池田大作発言)と社会に向けて公約する一方で、学会員の政党支持の自由を阻害し、公明党支援の選挙闘争と投票を学会員に強要するためには、創価学会が指揮する選挙闘争の宗教的正当性を常に強調する必要がある。「聖教新聞」座談会記事での原田会長発言はそうした宗教的正当性刷り込みの一環といえよう。

●芸術部を賞賛

・3月15日付「聖教新聞」「『芸術部の日』おめでとう 創価の『妙音菩薩』を皆で応援」 「花の芸術部、戦う芸術部の皆さん、3月8日の『芸術部の日』、おめでとう!(大拍手)各地のセミナーも、皆が感謝している。最前線での奮闘も、よくうかがっています。芸術部が活躍すれば、同志は皆、喜ぶ。芸術部が発展すれば、その分、広宣流布は進む。偉大な創価の『妙音菩薩』を、皆で讃え、応援しよう!(大拍手)」(池田大作発言)

 ※今夏に実施される参院選に向けて「目指せ!広布の1000万」を掲げる創価学会。「目指せ!広布の1000万」とは、公明党比例区1000万票の獲得に他ならない。そのためには浮動票いわゆる無党派の票を獲得しなくてはならない。浮動票を獲得するためには、一般人が関心を持つ芸能人を活用することが極めて有効。創価大卒の人気漫才コンビ「 ナイツ」などはネタでも公明党を持ち上げている。それだけに、今夏の参院選に向けても芸術部所属の学会員芸能人が、公明党やその候補のための広告塔を務めることになる。池田氏が「偉大な創価の『妙音菩薩』」と讃歎するのはそのためである。

投稿者 Forum21 : 2010年04月29日 23:08

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